食べたあとの鶏の骨で出汁(だし)を取る。

手羽先や手羽元、フライドチキンを食べたあとに出てくる鶏の骨。

その骨の部位からは出汁(鶏ガラ)が取れるので、捨てるのはもったいないです。

そこで、今回のテーマは手羽先や手羽元を食べたあとに出る鶏の骨で取る出汁(だし)について、取り上げたいと思います。

作り方

下準備

手羽先などを調理する場合、基本は加熱するので下準備については、自分の性格の繊細さや誰が食べるか?に合わせて行おう。僕の場合は、手羽先や手羽元は焼いて食べることが多いので、そのまま鍋に投入して出汁を取ることが多い。

出汁を取る

STEP.1
お湯を沸かす
お湯を沸かして、鍋に骨を入れる。

STEP.2
酒を入れる
酒を大さじ1ほど入れる。
STEP.3
ひたすら煮込む
 加熱時間は、長い方が良く、長く煮込んでいくと白濁したスープが取れる。

 

煮込む時間について

鶏ガラスープの作り方は、煮込む時間が長い。

味に対するこだわりは僕ないわけではないが、うちはプロパンガスのため、正直ガス代が高くなるのがすごく気になる。

僕の場合は、極力予熱を使うことと具材を煮込むときにも骨を入れておくことで、極力出汁を取るためだけにガスを使わないようにしている。

僕は沸騰してから10分ほど煮込んでアク取りをしたあとは、火を消して鍋に蓋をして予熱で30分ほど置いておいて出汁を取っている。(それなりに味は出る。)

その後、具材を煮込む時にザルか網に骨を入れて一緒に煮込んで、もう少し出汁を取れるようにしている。

シャトルシェフのような保温性の高い鍋を持っている人は、最初沸騰させてからしばらく余熱で出汁を取れば良いので、光熱費も抑えておいしい出汁が取れる。

サーモス 真空保温調理器 シャトルシェフ 2.8L (3~5人用) ブラック 【調理鍋ふっ素コーティング加工】 KBJ-3000 BK

サーモス 真空保温調理器 シャトルシェフ 2.8L (3~5人用) ブラック

おすすめ

カレーは鉄板

カレーライス

魚の骨の記事でも紹介したが、取った出汁を使って作るカレーはオススメ!

多少、出汁のとり方がイマイチでもカレーの強さが飲み込んでくれる上に、しっかり旨さはアップするため、特に使いみちがない場合はカレー。

普通の市販ルーだけで、奥行きのある味わいのおいしいカレーになる。

 

鶏肉と野菜のチキンスープ

たまに、東南アジア系の料理が無性に食べたくなるときがあるので、付け合せでチキンスープによく使う。

鶏ガラスープの素の代わりに、骨でしっかり出汁を取れば、すっきりおいしいチキンスープのベースになる。

出汁を取ったあとは。。。

鉢底石

家庭菜園をしている人であれば、プランターの底に敷く、鉢底石の代わりとして使える。

肥料

氷が砕けるようなミルがあるフードプロセッサーやミキサーで、骨を細かく粉砕するとリンを豊富に含む肥料に出来る。

骨の成分は、主にリン酸カルシウムなので、リンの割合が多く、窒素を抑えた肥料ができる。そのため、葉や茎ではなく、実を生長させたい野菜や果物などの栽培をする場合に良い。うちでは、イチゴの肥料に骨を粉砕したものを使っている。

 

 

参考:鶏の骨以外で取れる出汁(だし)

野菜くず

野菜を切るときに、捨ててしまいがちな皮や根っこのなどの野菜くずからベジブロスという栄養たっぷりの出汁が取れる。

魚の骨

焼き魚を食べたあとなどの魚の骨も鶏の骨のように、出汁が取れる。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です