僕は、最近ザリガニを日常的に食べるようにしている。
海外では食材として人気だが、日本では外来種として厄介者に扱いになっていて、食の素材としては考慮されていないし、その慣習もない。
ブログやYoutubeなどでネタで食べてみた的なものは結構あるのだが、継続的に食べるという点ではまだあまりレシピなどが開拓されていない。
そこで、基本はエビの代わりとして、いろいろな料理を作り、日常的にザリガニを食べるという自主活動を始めた。
詳しくはこちらの記事で。

今回は、エビカツのエビの代わりにアメリカザリガニでザリガニカツサンドを作って、それが普通に美味しかったのでご紹介。
材料(2人分)
- ザリガニの身 : 10匹分程度(100g) *多い分には、OK
- はんぺん : 1枚
- マヨネーズ : 大さじ 1
- 片栗粉 : 大さじ 1
- 塩コショウ : 少々
- 食パン : 4 枚
- 小麦粉 : 適量
- 卵 : 1個
- パン粉 : 適量
下処理
- 準備.1泥抜き捕獲したザリガニを1晩程度水に入れて泥抜き。
- 準備.2下茹で泥抜きしたザリガニを15分ほど煮沸する。ザリガニには寄生虫がいる場合があるので、しっかり熱を通しておく。
- 準備.3胴体と尾をちぎる胴体部分と尾の部分が、手で簡単に引きちぎれるので、引きちぎって胴体と尾の部分を分ける。
- 準備.4殻を取る尾の部分の殻をはがす。エビよりも硬めなので力を入れてはがす。大きい個体の場合は、爪からも若干身が取れるので取っておく。
(爪はカニの代わりで他の料理に使える。)
- 準備.5背わた取る背わたは、ザリガニの腸なので取らないと臭みにつながるため、エビと同じように爪楊枝などで取る。
- 準備.6よく洗う身にザリミソが付いているので、よく洗っておく。僕は、衛生の観点でザリミソは食べないようにしている。
作り方
- STEP.1水分を取るキッチンペーパーなどで、ザリガニの水分を取っておく
- STEP.2みじん切りザリガニの半量をみじん切りにし、残りの半量はそのままにしてボールに入れる。
- STEP.3調味料を入れる先に酒、塩コショウをまぶしてから、マヨネーズと片栗粉を入れる。
- STEP.4はんぺんを入れるはんぺんを手で握りつぶしながら、混ぜ合わせる。
- STEP.5成型するパンの大きさに収まるように、2等分した生地を正方形のイメージで整形する。
- STEP.6衣をつける小麦粉(片栗粉でもOK)をまぶし、溶き卵をからめてから、パン粉をつける。
- STEP.7揚げるフライパンに半分くらい浸る程度に油を引いて、両面がきつね色になるまで揚げる。
- STEP.8油を切る網に置くかキッチンペーパーで余分な油を切れる。
- STEP.9サンドイッチにするパンの表面にソースを塗り、ザリガニカツを乗せた上に、タルタルソースをかける。
その上に、さらにパンを乗せ、上から押してから食べやすい大きさに包丁でカットする。
食べた感想
エビほどのプリプリ感はないが、香りや味はエビなので、ふつーにおいしいエビカツだった。他に人にエビカツと言って出せば、何の疑いもなくエビカツだと思って食べると思う。
そして、何よりザリガニは無料なので、素晴らしいコストパフォーマンスとボリューム感。
今後もサンドイッチが食べたくなったときに作ろうと思う。
参考にしたレシピ
こちらのエビカツのレシピを参考にして、ザリガニカツを作りました。
お店顔負けのプリップリふわふわ食感!冷凍むきエビで絶品『エビカツ』の作り方 | nomoo
コメントを残す