ベランダでアウトドア気分を味わうベランピング。
前回の記事では、ベランピングの概要や楽しみ方を紹介。
今回は、実践編ということで僕が自宅のベランダでやった空間作り(といっても大したことはしていないのだが。)について、書いていきたい。
我が家のベランダ
我が家は、川沿いにある集合住宅でベランダから見える川や崖の木々の景色が決め手で住むことにした。
そのため、景色が良いというロケーションを活かすためにベランダを居心地の良い空間にしようと思って、ベランダの空間作りを始めた。(この時はベランピングという言葉は知らなかった。)
場所の考え方
ベランダの空間作りをする上で重視したのは、以下の2点。
- 必要なものだけ置く
- 景色とのトーンを合わせる
ラグジュアリーでこだわりのある空間というよりは、景色を活かしたシンプルな空間にしようと思ったので、検索で出てくるようなベランピングのイメージと違うが、そこは個人の嗜好と周辺環境のバランスで千差万別になると思う。
あと、最初のころ写真のようにイスやテーブルを都度出していたのだが、頻度が多いと正直面倒なのでその手間を減らす方向にしていった。
あくまで自分が過ごしやすいかどうかが重要なので。
床を整える
通常の状態だと、写真のようなコンクリートの床で地べたに座ったり、寝転んだりすることができないのでまず床を座れるような状態にすることにした。
使ったのは、前の家で使っていた人工芝とウッドデッキパネルをベランダに使用することにした。
メインは人工芝を敷き詰める形にして、寝転べるようにした。人工芝は安い物でも良いが、モノによって質感が全然違うので、値段と質感へのこだわりのバランスを考えて、購入を検討した方が良いと思う。
僕は、安い人工芝の硬いチクチクした感じは嫌だったので、今日出来る金額の中で質感が良い物(良さそうな物)という基準で選んだ。
人工芝を敷いたあとは、こんな感じ。
空いているスペースやものを置きたい場所には、同じく前の家で使っていたウッドデッキパネルを置くことにした。
ウッドデッキを作るのは大変だが、パネルタイプは設置、取り外しも簡単で便利。直に座ったりもできるので、コスパも中々良いので、あまりお金をかけられない人にはおすすめ。
空間を作る
テーブル
元々は、以前にプランターを置く台をDIYでテーブル状に加工したものを使う際に外に出していたのだが、その台を室内に常設にしたため、テーブルが必要になったので新しいものを置くことにした。
そんな時に、たまたまinstagramで発見したベランピング関連の商品を発売しているニュートピアのバルコニーテーブル。
上部のかける部分の高さを調整出来るし、テーブルの高さも3段階で調節が出来て、折りたたみ可能なのでけっこうオススメ。値段も7,000円ほどなので、そこそこの値段だが、Amazonなどでこれより安い他のメーカーのものだと、デザイン性や質感がイマイチだったのでこれにした。
イス
イスは、アウトドア用のイスを置こうと思って他のだが、サイズがコンパクトでデザイン的に気に入ったものがないので、テーブルを使うときはIKEAで買ったスツールをひとまず使っている。
テーブルを使わないときやウッドストーブを使うときは、知り合いからもらった折りたたみのアウトドア用の椅子を使っている。折りたたんで収納すると、あまり場所を取らないので中々良い。
植物
四季を感じられるように、プランターの樹木を置いている。
うちでは、樹木系は、しだれ桜、ウズアジサイ、伊予柑、日向夏の4種をプランターで育てている。観賞用として、しだれ桜とウズアジサイをベランダに置いている。(柑橘類の2種は、日当たりの良い場所に置いている。)
秋の紅葉は借景なのだが、紅葉を育てようか悩んでいる。
冬もベランダで
寒い冬も小さいウッドストーブを使って、ベランダでのんびりコーヒーを飲んだり、夜に小1時間ほど冬キャンプ的な感じで焚き火を楽しんでいる。
ウッドストーブは煙が出にくく、火力が強い分短時間での使用に向いている。(持続力がないのが燃え残りが出にくく、逆に使いやすい。)
※ベランダでの火の使用は、火の管理や近所迷惑などに考慮して、自己責任で行ってください。