切った髪で実験:髪の毛は分解されて土に還って肥料にできるのか?

僕は、普段ダンボールコンポストで生ゴミを分解させるなど、都市に住みながら自分の身の回りの物質・エネルギーを循環させる都市型すろーらいふを実践している。

それとは関係なく、人見知りだったことが原因なのだが、僕は18歳のころから、かれこれ10年以上自分で髪を切っている。

そして、ゴミをあまり出さないような生活を心がけるようになり、切った後の髪の毛を何かに活用できないだろうか?と考えていた。

髪の毛で作れるもの?

筆、刷毛などが思い浮かんだが、今のとこは特にいらないので、他に良い活用法が思い浮かばなかったので、肥料にするのが良いかな〜ということで、コンポストに入れて分解させてみることにした。

ダンボールコンポストの作り方については、別の記事にまとめているので興味があれば、そちらをご参考まで。

生ゴミ堆肥を作る!無料でダンボールコンポストを作ってみた〜

江戸時代は髪の毛を肥料にしていた?

ちなみに、昔の人は髪の毛も肥料にしていたという記録が残っている。日本農業史(木村茂光編、吉川弘文館)という、日本の農業の歴史を解説した書籍によると、江戸時代には人間の髪の毛が肥料として使用されていたとされている。

 

実践:髪の毛の塊をコンポストに投入

コンポストの中心にスペースを空けて、切った髪の毛の塊を投入〜

投入し、上に土をかけて、少し固めて完了。

果たして分解されるのか?1ヶ月スパンくらいで様子を見てみることに。

1ヶ月後

1ヶ月経って後で確認したが、特に分解が進んでいる様子はなし。

もうしばらく、様子をみるために3ヶ月経ってから再度確認したが、やはり分解されていない。

普通の生ゴミなどではとっくに分解されてる。

理論上は分解されるはず?と思っていたのだが。

髪の毛は、90%以上がタンパク質と水分で構成されていて、そのタンパク質の中で主な成分がケラチンタンパクと呼ばれるもの。

タンパク質が分解されれば良いので、理論上は肥料になるはずだ。と思っていたが、分解されなかったので、ちゃんと調べてみるとみることにした。

調べてみると、髪の毛を分解するには土の中に白癬菌(はくせんきん)という菌がいないといけないらしい。
どうやら、我が家のプランターの土にはその白癬菌がいなくて分解されなかったようだ。

分解されなかったので・・・

そのまま土で分解するのが、無理そうなので代替策として出てきたのが以下の二つ。

・燃やして、その灰を肥料にする

・プランターの土を覆うマルチにする

住宅地で野焼きは出来ないし、BBQするタイミングにわざわざ髪の毛を燃やしに持って行くのもなんなので、プランターに植えているブルベリーのマルチに使うことにした。

樹木であれば、土を掘り返すこともないので分解されにくくても特に不自由はない。分解されても肥料になるから何の問題もない。
また、日に当たっていると暖かくなるので、普通の枯れ草のマルチよりも保温性があり、あまり温暖な気候を好む植物の土には向いているかもしれない。

今後も、自分で髪を切り続けるので良い髪の毛の活用方を見つけていきたいと思う。

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