ティータイムのすヽめ | 日常のちょっとした時間を楽しむ

もともと、僕が日常的にティータイムの時間を入れるようになったのは、前職でお茶に関わることがあり、お茶の勉強になるというのを口実に公然とティータイムで仕事をサボるためだった。

最初はそんな不純な動機から始めたティーブレイクだったが、継続的にやっていたら、その時間が心地よく、精神衛生用も良いし、結果的に仕事のパフォーマンスが良くなったと感じることが多かった。

忙しい現代人もちょっとだけ立ち止まって、ゆっくりお茶を飲む。そんな時間を作ることを提案したい。

ティータイムのメリット

リラックス

日常の中で、少し立ち止ってゆっくりする時間を作ることでストレス発散などのメンタルのケアになる。

緑茶は、緑茶の旨味成分のアミノ酸の一つであるテアニンにリラックス効果があると言われている。コーヒーについても。コーヒーの香りがリラックス効果があると言われている。

また、個人の感覚値ではあるが、一息つく時間を作ることで一度頭の中や気持ちが整理されて余裕ができるので、ストレスの緩和になったり、ちょっとしたことでカリカリしなくなるようなことが期待できる。

集中力UP

一度休憩を入れることやお茶をゆっくり飲むことで、一度頭の状態がリセットされることで、その後の仕事や作業の集中力が向上する。

また、コーヒーなどのカフェインを含むモノを飲むことで頭がスッキリして、もう一度集中のスイッチが入る。

一応、注意をしておくと、まったりし過ぎると、やる気がなくなるタイプの人もいるので、気の抜き具合は個々人の良い塩梅で。

創造力UP

ちょっと、一息つくことでの状況の変化で、頭の中での思考も切り替わり、アイデアの発想などクリエイティブな思考に良い影響が出ると感じることが多い。

プロダクトやプロモーションのアイデアが、ティータイムのあとにふっと浮かんだり、進めている企画の良いブランシュアップの具体的なアプローチが出てきたりすることが実際に多かった。

個人でも、ブログの記事のテーマがゆっくりお茶を飲んでいる時にふと思い浮かぶことがある。

味覚が繊細に

これは経験則だが、良い品質のお茶やコーヒーを飲んだり、いろんな種類のモノを継続的に飲み比べていくと、味覚が繊細になっていくのを感じるようになる。

また、お茶請けも色々とお茶との組合せを試していると、味覚の組合せがわかってくることで、その時に飲む物、食べる物に何を合わせるのが良いのかが感覚的に分かってくるのを感じた。味覚が研ぎ澄まされて行くことで時間だけはなく、モノそのものを意識して楽しめるようになるため、味、空間、時間と、その時間の過ごし方がより豊かになる。

これは良いのかどうかは人によりけりだろう。味に対して舌が厳しくなるため、品質がイマイチなモノや露骨に香料を使っているモノが、ダメになってくる。品質の良いモノ(ちょっと高いモノ)や安くても美味しく飲む工夫が必要になってくるため、生き辛くなったな〜と思うことが無いわけでは無い。

周りとの関係が向上

一息つく時間を作ることで、目の前の仕事に直結する内容以外での会話が増え、それがコミュニケーションを円滑にし、関係性が向上する。また、お茶やコーヒーというツールがあることが、会話を生み出すことを促進するため、理にもかなっている。

他にも、デスクに集中している人にお茶をそっと出してあげると、自分が思っているよりも相手にとってはうれしかったりするもので、関係性が良くなり、仕事にも良い影響を及ぼすことがある。僕も良く周囲に、緑茶を淹れてあげたりしていたら、お土産をもらったり、仕事でミスした時に日頃のお礼とばかりに良きにはからってもらえたことがあった。(そのため、会社員時代は、現代の茶坊主を目指していた。)

 

カフェインを摂りたくない時は

ティータイムは良いが、カフェインは摂りたくないという人も女性が多いと思うが、けっこういると思う。

僕自身、お茶の仕事をしていたことでカフェインを摂り過ぎたせいなのかは?だが、カフェインを摂ると頭が痛くなりそうなコンディションの日があり(経験的に分かるようになった)、そういう日は緑茶やコーヒーを避けている。

一般的には、ノンカフェインの飲み物だと、ルイボスティーやハーブティーを飲む人が多いと思う。同じ理由で、ほうじ茶を飲んでいる人が多くいると思うが、ほうじ茶にはカフェインは含まれているので要注意。

ただ、妊娠している人にしてもお茶1杯分の程度であれば、カフェインを摂取しても問題は無いので、カフェインに体がすぐに反応するような場合でなければ、さほど気にする必要はないと思う。

ちなみに、僕はフルーツティーを飲むことが多い。僕が良く飲むのは、D-BROSが販売しているベリーのフルーツティーで、仕事の打ち合わせの時に出された時に香りも良く、ベリーの良い酸味がよく出ていて美味しいので、プライベートでも飲むようになった。

我が家では、相方が基本カフェインを取らないので、一緒にお茶を飲むときはこれを飲んでいる。

都内だと、銀座シックスの4FにあるD-BROSの店頭で1,500円で(内容量70g)で買える。

GINZA SIX | D-BROS

出典:GINZA SIX  https://ginza6.tokyo/

通販だと、サングラムという静岡県の菊川にあるお茶屋のネットショップで買える。

san-grams online shop

出典:san grams http://www.san-grams.jp/

僕のティータイム

いとうせいこう原作の植物男子ベランダーが好きな僕は、川沿いに住んでいるので、自宅のベランダで川や自分の植物を見ながら、ゆっくりとティータイムを楽しんでいる。

コーヒを淹れる

日常の中でお茶を淹れて、ゆっくりと過ごす時間は、自分のくらしを少し豊かにしてくれる。

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