猫のトイレの臭いについては対応に苦慮している人も多くいるのではないでしょうか
うちでは、トイレカバーや猫砂である程度臭い対策はしていて、そこまで気になるレベルではないのだけど、トイレをした後に片付けるときにどうしても臭いが直撃します。
そこで、猫トイレの臭い対策(特に片付ける時)にコーヒーかすの脱臭力を利用してみたので、そのことについて紹介します。
猫のトイレの臭い
猫のウンチには、犬と違って特有の臭さがあります。岩手大学の研究によると、猫のフンには硫黄の化合物が含まれているらしく、それが臭いの原因とのこと。また、その硫黄の化合物は、オスのフンに多く含まれているようです。日本経済新聞
うちの2匹(オス1匹、メス1匹)の猫の場合でも、オスの方がトイレした後の臭いが強いと感じるので、それと関連しているのかな?とも思います。
うちの猫トイレ事情
うちには、2つ猫トイレ設置しています。一つは、クーラーの室外をDIYで加工して、中に猫トイレを起き、脱臭布でカバーしているタイプで、こちらがメインでどちらの猫もよく使われています。もう一つが、テレビ台の中のデッキを乗せる板を外して、大きく空間を取るようにした密室タイプです。
臭いや衛生面では、カバーがあることで、半開きの方のトイレでも、臭いが広がるのをワンクッション入れて緩和してくれています。あと、猫砂にペレットを使っていて、それが臭いに対して非常に効果的で、トイレ直後以外では、臭い全般についてはそこまで悩まされることはあまりありません。
ただ、トイレを掃除する際には、その臭いがダイレクトにきます。その瞬間は、鼻で呼吸をしないようにしていますが、もう少し緩和する方法がないかと思っていました。
そんなときに、コーヒーかすを使えば、もう少し臭いを抑えてトイレの片付けができるのではないか?と考えたのが、きっかけです。
余談:猫砂にペレット
ホワイトペレットは、トイレの猫砂に使うとトイレ付近が臭わなず、特におしっこでペレットが崩れておがくずになり、そのおがくずが臭いを抑えてくれます。ウンチの場合でも、キレイに隠している場合は漏れてくる臭いがかなり抑えられるので、ウンチしていることに気づかないことがあるくらいです。
そのため、脱臭面での機能としてかなり有効で、しかもコスパも良いです!1回買えば2匹でも半年は余裕で持つため、猫砂のランニングコストが月ベースだと数百円レベルに抑えられます。
ただ、砂のように細やかではないので、猫の好みによって得手不得手があるようなので、トイレがしずらいようなことがなければとてもオススメです。
コーヒーかすの脱臭効果
コーヒーかすは、焙煎されていることで中に空洞がたくさんある多孔質と言われる構造になっています。そのため、その空洞に臭いを吸着することができます。炭が消臭・脱臭に有効なのと、同じメカニズムです。家庭のトイレにコーヒーかすを置いて、脱臭剤のように使用されている方も実際にいらっしゃいます。
また、コーヒーの香り自体が強い香りなので、トイレの臭いを打ち消すことが出来るので、臭い対策でコーヒーかすは非常に有用だと感じます。ただ、注意する点もあります。
注意:猫にカフェインは有害
コーヒーに含まれるカフェインは、猫が摂取すると中毒症状を起こすので猫の口には入れないように注意が必要です。
体重1kgあたり100~200mg(コーヒー1,2杯分)が致死量と言われているので、コーヒー豆や茶葉などカフェイン含有率が高い状態での多量摂取がなければ、日常の中で致死量まで摂取することはあまりないと思いますが、少量でも症状を起こす場合はあることは念頭に置いておく必要があります。
うちでは、念のため、間違えて口に入れないように、ダイレクトに猫砂に混ぜて使うようなやり方はしていません。
また、猫によってはコーヒーの香りが苦手な子もいたりするので、そのあたりはそれぞれの好みや特性にあわせていきましょう。うちの猫については、特にコーヒーの香りは気にしないので活用しています。
コーヒーかすの使い方
猫がトイレしたときの脱臭
猫がトイレをした後に片付ける時。。。このときは、猫砂の中からウンチを取り出して袋に入れるという作業のため、さすがに臭いが直撃してきます。
そこで、トイレを片付ける前に、臭いがしてくるトイレ付近でジップロックなどに入れたコーヒーかすを振ります。すると、コーヒーの香りが出てきて、それが臭いを打ち消してくれて、空気中の臭いはそこまで気にならないレベルになります。
さすがに、猫砂からウンチを取り出すときは臭いが強烈にしますが、あらかじめコーヒーの香りを出しておくことで、直撃する臭いが緩和される感覚があり、トイレの片付けに対する苦手意識が薄らぎます。
そのため、今は猫トイレの片付けをするときはジップロックに入れたコーヒーかすが必須アイテムになっています。使う前に少し水をかけてから、500wで30秒程度加熱するとよりコーヒーの香りが強くなるので、より強力に打ち消したい場合は、レンチンがオススメです。
片付け後の残り香対策にも
トイレを片付けた後にも、しばし臭いが残り香として充満しがちですが、その残り香を打ち消すのにもコーヒーかすは有効です。
同じ要量で、残り香のするあたりでコーヒーかすを10秒程度振っていると、けっこうびっくりするぐらいに残り香りがしなくなります。
こっちの方が多くの人には、やりやすい活用法だと思うので、猫トイレの残り香が気になる場合は、ぜひ一度やってみてください。
ちなみに
猫砂にペレットを使われている方は、別で水をかけておかくずにしたペレットを常備しておいて、ペレットの中からウンチが出てきたときに、おがくずをかけてコーティングすることで、臭いを抑えた状態で片付けることもできます。
これは、臭いを抑えるのを重視するか、スピードを重視するかで意見が分かれますが、僕は臭いを抑えたいのと、ウンチを片付けるスコップもおがくずがコーティングされていることで汚れにくいので、コーヒーかすと合せ技で使っています。
ウンチを片付ける袋は?
ウンチを片付けたあとにペットシーツも買えるときは、先にウンチを入れた袋にコーヒーかすを被せておいて袋からの臭いを防いでから、ペットシーツを入れて、袋を閉じるようにしている。
袋は、外に臭いが出ないタイプの物を使っているので、一度袋を閉じてしまえば臭いがしなくなるのでOK。この袋は、本当にスグレモノで使えば、すぐに効果を実感できるので、超絶オススメです!!多分、猫関連の日用品で、一番最優先だと思うので、これですね。
うちでは、基本的に猫関連のものはコスパ重視でランニングコストを抑えるようにしていますが、トイレ用の袋に関しては、機能が高いものを使っています。これに関しては百聞は一見にしかずなので、ぜひ一度試してみて下さい!
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その他:据え置きでの対策
一つは、コーヒーカスの一般的な使い方と同様に、ティーバッグなどにコーヒーをかすを詰めて、脱臭剤としてしようするというやり方。
間違って、猫が口にしたりしないように消臭ポットにようなプラスチック容器に入れて、猫トイレのカバー内に置いておくことで、カバー内の臭いを吸着してくれる。
うちの2匹は、特にコーヒーの臭いに対する忌避がないのでコーヒーかすを使っているが、コーヒーの臭いが苦手な猫の場合は乾燥させた茶殻などでも代用できます。