家庭から出る生ゴミを分解して堆肥化するコンポスト。
ごみ問題などから地方自治体が家庭に設置することを推奨していることも多い。住宅街に住んでいる人は、庭付きの家には、プラスチック製のコンポストが設置されているのを見かけることがしばしばあると思う。
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お金をかけずに作る
野菜作りにしても、ゴミの処理にしても手軽に出来なければ意味がないので、コンポスト本体もお金を使わなずにダンボールを使う。僕の場合は、引っ越しの時に余ったダンボールがあるので、それを使用した。
続いて、中に入れる分解させるための材料(基材)の調達。
「ダンボール コンポスト」と検索をすると、良く基材として出てくるのは
・腐葉土
・ピートモス
・もみ殻くん炭
しかし、これらを購入したくない。
そこで、腐葉土については、普通の土で代用。
ピートモス、もみ殻くん炭については、ゴミを分解させるためにわざわざお金を使いたくないので落葉だけでやることにした。
落ち葉と土だけで作る
そういうことで、ネットでピートモスともみ殻くん炭の代替材を探していたら、鹿児島大学 共通教育センター 大前研究室のページでおがくずを基材に使っていたので、こちらのページをコンポスト作りの参考にした。内容も分かりやすく、説明も詳細で丁寧なので、非常にありがたかった。
しかし、おがくずも近くで手に入る場所がない。そこで、土と乾燥させた落ち葉と生ごみでコンポストを作ることにした。
そもそも、落ち葉掃きでのコンポストは落ち葉と腐葉土で作っているので問題ない。
材料と作り方
材料
- ダンボール(引っ越しで使ったやつ)
- 底面補強用の小さいダンボール(amazonのをカット)
- いらない黒いTシャツ
- 土(実家のいらないプランターの土)
- 乾燥させた落ち葉
作り方
MAXでも、7,8分目にしておく。
土を握ったときに、くっついて団子状に出来るのが目安。水分がにじみ出る場合は、水を入れすぎなので注意。
作ったあとの感触
30分ほどの作業で終了。
何日か置いああと、落ち葉の上に白い菌糸状のものが出来ていたので、微生物が住み着いているので分解が促進される。
ただ、発酵熱や菌糸の広がりが
コンポストを設置することで、ゴミを分解してできた堆肥で野菜を作って、また生ゴミを分解させるという養分の循環(完全ではないけれども)が出来るようになった。
コンポストの分解力を上げる
コンポストの分解力が少し弱いと感じたので、分解を促進させるアプローチをすることにした。
分解を促進させるには、コンポスト内に、分解する微生物を増やすか、微生物が増えやすい環境を作るかがポイントになる。
ここでも、お金を使いたくないので生活ゴミになるものの中でヨーグルトと納豆の乳酸菌と納豆菌を有効活用することにした。
ヨーグルトや納豆の容器についた残りを水でといて、コンポストに投入することで分解を促進される。