日常的にコーヒーを飲んでいると、ゴミとして出てくるコーヒーかす。
このブログでも、コーヒーかすの活用について取り扱ってきて、消臭に使ったり、シャツを染めたりしてきた。
コーヒーかすで無印のシャツを染めてみた | コーヒーかすの活用法 抜群の消臭力。コーヒーかすで消臭剤はいらなくなる。| コーヒーかすの活用法
今回は、DIYに使う木材の塗料としてコーヒーかすを使ってみたので、紹介したい。
背景
僕もフリーランスになって(2019年現在)から、リモートで仕事をすることも多く、家にいる頻度や時間が増えた。
元々、ティータイムをコーヒーを飲む頻度が増えたことで、ゴミとして出るコーヒーかすの量が増えた。
コーヒーかすを使って、シャツを染めたり、消臭剤として利用などをしているが、飲む頻度に対して使用量が多いため、需要と供給のバランスが良くない。
そこで、新たな活用法を模索し始めた。
そんなときに、DIYで木材を使っていて、色をウォールナット寄りの色にしたかったので、コーヒーかすを使って木材に塗ってみることにした。
こんな方におすすめ
自然な色合いを好む人
自然な色合いや自然のモノを使う感じにしたいと思っている人には、草木染めのようなイメージでコーヒーの淡い色合いを使ってみるのも良いかもしれない。
塗料を頻繁には使わない人
DIYで日常的に塗料を使うような感じでなければ、一度買ってそのまま余ってしまうようなパターンはままある。
わざわざ塗料を買ってまでと思うような人は、一度試してみてはどうでしょう?
材料
・木材:
・コーヒーかす:コーヒー1杯分くらい
・刷毛
・水:200ml程度
手順
コーヒーかすと水を鍋で煮立たせる。
汚れても大丈夫な場所の地面に木材をひく。風としの良い場所で、ダンボールを下に敷いておくのが良い。
刷毛や筆などを使って、木材にコーヒーかす塗料を片面づつ塗る。水溶液だけだと色の付きが良くないので、コーヒーかすも木材に塗り込むように使って色をつける。
カスを塗り込んだら、ムラがでないように刷毛でのばす。
乾いたら、逆の面にして、STEP.4.5を繰り返す。各面それを繰り返す。(写真は3回ほどやった状態)
完全に乾いたら、かわいた雑巾などでから拭きして、表面についたコーヒーかすを落とす。
色をつける時のポイント
コーヒーカスを擦り込むようにする
手順の中にも書いたが、コーヒーを煮詰めた水だけだと、色がかなり薄いので塗る回数を少なくするにはコーヒーカス自体を木材に擦り込むようにすると色がつきやすくなく。
ただ、色にムラが出やすくなるので満遍なく擦り込むようにするのと刷り込んだあとで刷毛で塗った箇所を伸ばすようにした方が自然な感じになる。
やってみた感想
やってみて率直に思ったポイントは以下の2つ。
何回も乾かすのが手間
使っているのがコーヒーカスなので、水溶液はどうしての淡い色になるため木材に塗っても一発では決まらない。
そのため、塗る→乾かす→塗るを何度か繰り返すため、手間がかかるな〜と言うのは正直なところ。
事前準備や後片付けは楽
塗料と比べると、ベランダなどでやっても床や壁など色の付着をそこまで気にしないで良いため、下にダンボールを敷く程度で養生をなどをしないで良いで準備段階は楽で良い。
使った後の刷毛も、塗料だと固まらないようにきっちりと洗う必要があるが、コーヒーかすだと軽く水洗い程度で良いので後片付けも比較的楽。
服は白い服だと色が付いてしまうので、汚れて良い服で作業をしたが。
まとめ
色の強さや手間を考えると通常の塗料の完全な代替というイメージで使うのは厳しいが、コーヒーかすで木材に色が付くという事象自体はおもしろい。ちなみに使った後のコーヒーかすはそのままコンポストに投入して肥料にした。
僕の場合は、乾かす手間はそこまで苦ではなかった(放置してれば良いので)のと塗料を使う場合の前後の準備と片付けがめんどくさいので、手間としては普通の塗料を使うよりもトータルでは楽かな〜と思っているので、木材を使うDIYの時にはまたやろうかなと思っている。
コーヒーかす関連の記事
コーヒーかすで無印のシャツを染めてみた | コーヒーかすの活用法 抜群の消臭力。コーヒーかすで消臭剤はいらなくなる。| コーヒーかすの活用法