僕は、三鷹市の片隅でひょっこり暮らす自称「ベランダー」。 “真っ当にゆるく生きる”をモットーに金と手間をかけずに植物を育てることを喜びにしている。
そんな僕はプランターで何種類かのハーブを育てている。
別に、ハーブが好きとかそういうわけではないのだが、買うと高いし、別に手がかからず簡単に育てることができるからだ。
ハーブによって、使う頻度が様々でしそやバジルは料理で使いやすいので良いのだが、使いみちに悩むものもある。
僕にとっては、ローズマリーがそれで、ローズマリーは肉や魚の臭みを取る用に育てはじめたのがきっかけだったのだけど、そこまで頻繁に料理で使うものでもないのだが、繁殖力が強いのでプランターの中からうっそうと存在を主張している。
そこで、ローズマリーの使いみちを考えることにした。
ローズマリーの概要と効果・効能
ローズマリーの学名は「Rosmarinus officinalis」。原産は地中海沿岸のシソ科の常緑性低木だ。ローズマリーには、消臭効果や抗菌作用、抗酸化作用を持っていて若返りのハーブと言われている。
そこで、抗菌、抗酸化作用に着目してローズマリーの石けんを作ってみることにした。材料は以下の通り。
- 無添加の石けん:1個
- ハーブ(ローズマリー&スペアミント):10gほど
- お湯:50ccほど
保湿などのために、はちみつやオリーブオイルなどを入れる作り方がネットに載っているが、工程をシンプルにしたいので僕は入れずに作ることにした。
実際に作ってみる
①石けんを削って素地を作る
おろし金かミルを使って、石けんを削る。
おろし金で石けん1つを削ってみたが、けっこう硬いので右腕に思ったより負担がかかり、根気のない僕の心は折れかけた。
なので、電気は使うがせめてと2個目は、ミルを使った。
石けん素地を使えば良かったと心の底から思ったが、時すでに遅かった。腕が疲れたくないorめんどくさがり屋な方は、石けん素地がオススメというか、ぜったいに素地を使うほうが良い。
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②ハーブ抽出液をつくる
お湯を沸かして、ジップロックやマグカップなどの耐熱容器に入れ、ハーブを煮だして、抽出する。
手で触れられる程度まで、温度が下がるのを待つ。
③素地にエキスを混ぜて、こねる
ジップロックやボールに素地を入れ、そこにハーブ抽出液を入れて、よく混ぜながらこねていく。スクラブ入りの石鹸にしたい人は、乾燥させたローズマリーの葉を細かく砕いて一緒に混ぜると、ローズマリーがスクラブ代わりになって汚れが落ちやすくなる。
④石けんの型で形を作って乾燥させれば完成!
100均で売っているような方やプリンの容器など型になるものであれば、なんでもOK。
(自分使いなので、見てくれは良くなくてもOK。)
型が出来たら、3週間〜1ヶ月ほど乾かせば完成。
ここでしっかり乾燥させないと、石鹸が減りやすくなってしまうので要注意!
出来た実物ははっきり言って、見た目は良くない。
ま〜元々自分が使うようだから良いが、次回以降は人にあげられるような見た目の物を作りたいと思う。