カフェなどで仕事をするときに、重要なのが席に電源があるかどうか?
ただ、すべての席に電源がある場合は少ないので、予備として持って置きたくなるモバイルバッテリー。スマホ用のバッテリーではPCの充電は出来ないため、仕事用として使うには物足りないのと、USBハブだと使える用途が限定されることから、AC出力のできるバッテリーを探してみて、見つけたのが今回紹介するサンワダイレクトのバッテリー。
長短がはっきりしているので、ニーズにハマる人とハマらない人に分かれると思うので、そのあたりを押さえて紹介していきたい。
商品の概要
製品情報
- 価格:9,980円(定価の22%off:2021年1月現在のAmazonでの価格)
- 容量:41.27Wh
- サイズ:幅 96mm×奥行148mm ×高34cm
- 重量:600g
- 蓄電時間:約3〜4時間
充電できる端子
バッテリー自体の充電は、入力用のACアダプタで充電をする。
出力については、USBとACにそれぞれ対応している。
サイズ感
スマホ(iPhone6S)と並べると、上の写真のような感じ。
縦横は、スマホよりやや一回り大きい感じで、厚さは約3.5cmあるので、けっこう厚みを感じる。
収納に関してた、リュックのドリンク用のポケットにギリギリ入るかな〜というところ。僕が普段使っている無印良品の折りたためるリュックのポケットにギリギリ入るので、持ち歩くときはそこに入れていくことが多い。
総合評価
僕の評価としては満足水準。
重量はそこそこあるので、いつも持ち歩くような対応のものではないが、PCの予備電源として使えるのが大きい。特に、僕のMacBook AirはUSBポートがない(USB-Cのみ)ので、AC出力ができるのが大きい。
余談だが、僕は桜の木を鉢で育てていて、花が咲く時期はベランダなどで花見をする。そのときに外にライトをおくのだが、そのライトの電源にも使ったり、災害時などの非常時のスマホを充電する予備電源などにも使えたりと汎用性も高いので、そのへんもGood。
良い点
ACで出力できる
これが、購入しようと思ったポイント。
普段使っているiPhoneはUSB、MacBook AirはUSB-CとApple製品でも端子が違うのと、ベランダやアウトドアでも軽く使ったりしたいので、USBだけのバッテリーではなく、AC対応している物が良かった。
ACでもUSBでも出力が出来るので、充電に使える物の幅が広い。
PCの充電ができる
カタログ上は、PCの使用時間でいうと2時間分充電出来るとされている。僕の持っているMacBook Air(14in)で実際に試してみたら、だいたい50%分くらいだった。
そのため、電源のない場所で終日仕事をしたりする場合でも(徹夜とかでなければ)、フル充電+モバイルバッテリーで150%分になるので全然対応出来る。
災害時に使える
台風などの災害によって、電気が使えなくなったようなときの非常用の電源として使える。
熱利用などは厳しいが、ちょっとした家電やスマホの充電ができるのでそこはけっこう重宝する。
イマイチな点
けっこう重い
カタログの本体重量は、600g。ペットボトルの飲料1本強な感じなので、リュックやカバンに入れると、明らかに重量を感じる重さではある。一応、フル充電で測ってみたら590gだった(約3年使用)。
そのため、スマホ用の小型バッテリーと違って軽く出かけるときにいつも持ち歩く感じではない。主に、PCを使う場合や旅行、アウトドアなどが主戦場になる。
この点は、容量が大きい分、重量も重くなるという関係性なので、致し方ないと思っているが。
ちなみに、僕は持ち歩きはしないが、充電器の重量は113gだった。本体と合わせると700gちょっと。
まとめ
サンワダイレクトのモバイルバッテリーについて書いてきたが、カフェでよく仕事をする僕としては持っておくと非常に助かるアイテムとして重宝している。
- AC出力ができるバッテリー
- PCの充電ができるバッテリー
という2点を満たすモバイルバッテリーを探している人は、ぜひ候補の一つとして検討してみて欲しい。