ただ猫と坐禅をする”ネコ坐禅”というジャンルを開拓する | ネコのいる暮らし

猫坐禅

ネコ好きの方は、猫ヨガのことは良くご存知だろう。

猫のいる空間でただヨガをするという、猫カフェ界隈ではイベントも開催されているというアクティビティで、猫クラスタの人ではご存知の人は多いだろう。

しかし、僕は素朴な疑問がある。みんながみんな、そんなにヨガをやるのだろうか?

もしかしたら、そう思っている僕はものすごいマイノリティかもしれない。だけど僕はヨガはやらない、でもうちに猫はいる。

そこで、自分のライフスタイルの中にあるもの×ネコで新ジャンルを考えてみることにした。今回は、そこから思いついたネコ坐禅について紹介していきたい。

なんで、坐禅なのか?

坐禅の方が身近

それは、僕が日常的に坐禅をやっているからだ。

元々は、ストレスのコントロールのためのマインドフルネスの観点で坐禅を始めて、それが自分には合っていたので日常のルーティーンになっている。

たまたま、坐禅をしていた時に横にあった座布団にネコが座ってくつろぎ始めたことがあって、これは良いんじゃないか?とピンときた。

そもそも、坐禅とは

ととのえる

坐禅とは、仏教の禅宗の修行法の一つ。一言でいうと、姿勢と呼吸をととのえて、心(精神)をととのえる

坐禅の位置付けや作法などは、坐禅に目的をもつ臨済宗と坐禅をすることが目的の曹洞宗での違いはあるが、一般人にとって重要なのは、姿勢や呼吸をととのえながら、自我を排除して周りにあるものに溶け込み受け入れることで、心をととのえるということ。

その心をととのえるという部分が、マインドフルネスとリンクしてアメリカでZENとして広がり、日本でもマインドフルネスへの関心が高まって来たことで注目されている。

禅に傾注しているアメリカ人としては、Apple創業者の故スティーブ・ジョブズや監督としてNBAのシカゴブルズやLAレイカーズで黄金時代を築いたフィル・ジャクソンなどが有名。他にも、アメリカのGoogle本社に瞑想室がある。

いざ

猫坐禅中

こんな感じで窓の風景に向かって、猫と一緒に坐禅してます。この時は、たまたま近くにいたので横に座布団を置いたらひょいっと来てくれた。

猫坐禅のポイントは、あくまで坐禅なので猫に意識を取られないでいること。なので、横で猫がごろ〜んとなろうが、ペロペロとグルーミングを始めようがそこに意識を取られてはいけないのだ。

後述のように気を取られてしまった場合は、それはそれでしょうがないが、自我を無くしてリセットするということを念頭にやるのが良い。

ネコ坐禅のメリット

メリット

ネコ坐禅の最大のメリットは、どう転んでも良い気分でいられるということだ。つまり坐禅が失敗しても負けはないという、ある意味で最強のアクティビティなのだ。

では、以下の2つのパターンで解説していきたい。

猫を気にせず坐禅をしている場合

坐禅は、周りに意識をとらわれずに自我を捨てる。そうすることで、心身がリセットされ、マインドフルネス的な効果が見込まれる。

猫を意識するのではなく、穏やかな景観の一部としてありのまま受け入れることで、自分の心身をリセットする。一応、目指すはこの境地。

充分に坐禅でリセットしてから、思う存分に猫をもふもふし、煩悩にまみれれば良いのだ。

 

ネコを気にしてしまった場合

ネコをついつい気にしてしまった場合、坐禅としてはあまりよろしくない。煩悩にまみれているからだ。

しかし、そんなパターンに陥ったとしても、猫は可愛いのである。だから、自分の心はハッピーなはずだ。

だから、それはそれで良いのではないだろうか?

だって、人間だもの。

ただ、落とし穴もある

ネコ坐禅は、始まってしまえば負けはない。そう始まれば。。。

そこに、一つだけ落とし穴がある。

坐禅をしている部屋・空間に猫がいない・来ないパターンの時だ。これでは、ただの坐禅になってしまう。

僕は普段、和室で坐禅をしているのだが、和室と隣接するダイニング・リビングは、戸を締めていても猫ドアで猫が自由に往き来ができるようになっている。

そのため、僕が坐禅をしようと思ったときに別の部屋で爆睡しているということもちょくちょくある。僕がそっち側に行けばよいのかもしれないが、そうすると猫>坐禅となり、なんか感覚的に違うな?と思うので、坐禅しているときに来る猫は拒まず、去る猫は追わずというスタンスでやっている。

今後の展望

日常のルーティーンなので、ネコ坐禅は続けていくが他にも何か新しいジャンルはないか、考えていきたいと思う。

思いついたら、実行してまたブログで報告します。

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