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万願寺とうがらしの大量消費方法!ピーマンの代わりにすれば、すべて解決。

夏野菜の定番でもある万願寺とうがらし。

夏場は安く買うことができ、家庭菜園でも簡単に作れる上の大量に収穫出来るため、大量に消費する方法が悩ましかったりしませんか?

ピーマンの代わりとしておいしく大量消費することが出来ます。そこで、万願寺とうがらしが大量にある場合の消費方法について、紹介していきます。

万願寺とうがらしの特徴と栄養価

万願寺とうがらしは、京都府舞鶴市の万願寺地区が原産のとうがらしの一種です。

独特の鮮やかな緑色と光沢のある表皮が特徴で、とうがらしの中では珍しく「辛味がほとんどない」ため、辛いものが苦手な人や子どもでも食べやすい野菜です。

栄養価も優れており、ビタミンCやカリウムが豊富に含まれています。ビタミンCは加熱にも強く、炒め物や煮物などにしても栄養が失われにくいというメリットもあります。また、食物繊維も多く含まれているため、腸内環境を整える効果も期待できます。

万願寺とうがらしが余りやすい問題

単純に量(収穫・一袋)が多い

万願寺とうがらしは育てやすく、家庭菜園でも簡単に作れることに加えて、収穫期間も長いことから肥料を切らさなければ、多く収穫出来ます。

そのため、家庭菜園では大量に穫れ、道の駅などで買う場合も一袋に大量の万願寺とうがらしが入っている場合が多く、うちの近所でも野菜の直売所に100円で袋に大量に入った万願寺とうがらしが売られているので、意識的に使わないと余ってしまいがちだったりします。

紹介されているレシピが大量消費に向かない

万願寺とうがらし自体は、辛さもなく使いやすい食材なのですが、日本の野菜であることに加えてとうがらしということもあってか、ネット等で出てくるレシピは、お浸しや煮物、天ぷらなどの和食のメニューが出てきます。

これらのメニューは

炒めもののレシピもありますが、「万願寺とうがらし」のレシピの視点で見てしまうと、食材としての使い道としての幅が狭い印象です。少なくとも、自分はそういう固定観念を持ってしまっていた部分がありました。

結論:苦くないピーマンだと思えばいい

辛くないので、ピーマンとして使えばよい

万願寺とうがらしは、ししとうなどと違って辛くないため、ピーマンを使う料理にそのまま代替として使えます。特に、後述のような細切りにしてしまう料理だと、食べてもピーマンか分からないので、普通においしく食べることができます。

しかも、苦くない

万願寺とうがらしを使う場合でのピーマンとの違いとしては、万願寺とうがらしの方が苦みがないので、味としてはピーマンよりも食べやすくなる場合が多いです。

そのため、調理の際に焼き具合がアバウトで良かったり、レシピの分量よりも万願寺とうがらしの量を多くしても、さほど料理のバランスが崩れず、大量消費しやすいという隠れたメリットがあります。

ただし、切る手間はピーマンよりかかる

ピーマンよりも単純に使う数が増えるのでヘタを切る回数が増えるということや細切りなどにする場合は切る回数が増えるという点だけは、デメリットではあります。

ただ、万願寺とうがらしを使う前提なので、そのあたりは割り切りましょう。

万願寺とうがらしのおすすめ大量消費レシピ

青椒肉絲(チンジャオロース)

シンプルで簡単に大量にしかも、メチャおいしく食べられるので圧倒的にオススメです。万願寺とうがらしを使う場合の7割くらいはチンジャオロースを作っています。細切りにする手間がややかかりますが、それ以外の工程は非常に簡単で、とにかくご飯が進みます。

うちでは、あまり牛肉を使わないのでチンジャオロースをあまり作ったりしませんでしたが、コウケンテツさんのYoutubeで豚肉でチンジャオロースを作っているの見てから、ピーマンの大量消費で作るようになり、万願寺とうがらしでもめちゃめちゃおいしかったため、特に夏場に頻繁に作るようになりました。

通常のチンジャオロースのレシピでは、調味料の欄にオイスターソースが入っていますが、うちではオイスターソースを常備していないので、代わりに同じ分量のめんつゆを使っています。少しさっぱり目になりますが、全く気にならないくらいご飯が進むので全然問題ないです。

万願寺とうがらしを敬遠気味だった家族も万願寺とうがらしを大量に使ったでチンジャオロースを食べるようになって、万願寺とうがらしが好きになりました。そのため、青椒肉絲を作るようになってから、万願寺とうがらしを使う頻度や量も格段に増えました。

まと、もう一つこのレシピの良いのが、肉との分量比よりも万願寺とうがらしが多くなっても全然問題がないので、分量をアバウトに作っても大丈夫なところです。

焼きびたし

とりあえず、余りがちな夏野菜をあまり考えず、大量消費できるのが焼きびたしです。文字通り、フライパンで焼いて、めんつゆなどのつゆにつけておくだけで良いので、非常に簡単です。

うちでも、夏にナスやピーマン、万願寺とうがらしなどが大量にあるときはよく作っています。つゆに冷やし中華の余ったタレを活用できて、冷凍したタレを焼いた野菜にかけることで粗熱をとる際の時短にもなるので、オススメです。

冷やし中華の余ったタレの焼きびたしへの活用はこちらの記事でまとめているので良かったら、参考にしてみてください。

豚肉とピーマンの重ね焼き

コウケンテツさんのYoutubeで紹介しているピーマンの大量消費レシピです。チンジャオロース同様に、細切りにして大量に消費ができ、しかも簡単につくれて、酢醤油やあじポンでさっぱりと美味しく食べられるのでこちらもオススメです。

手間としては、豚肉とスライスした万願寺とうがらし(ピーマン)に片栗粉をまぶして焼くだけなので、こちらの方がより簡単に作れます。

注意するべきポイント

終わりかけの時期は辛いのがある

万願寺とうがらしは、肥料切れや水分不足などのストレスがかかると辛くなります。時期では、晩夏など終わりかけの時期に辛いものがあることがおおいため、唐辛子の辛いのが苦手な人は注意するか、旬の時期だけ食べるようにするのおすすめです。

辛いのを見分けるのは難しい

外見のパット見で、普通の万願寺とうがらしと辛くなった物を見分けるのは難しいです。

ただ、ストレスがかかった野菜は変形したりするため、真っ直ぐではなく極端に曲がったものなどだと、ストレスが掛かっていて辛くなっている可能性があるので、除いたり、少しかじって辛さを確かめるなどをして対処します。

 余った万願寺とうがらしを保存する方法

万願寺とうがらしがその場で使い切れずに余ってしまった場合でも、適切に保存することで長持ちさせることができます。保存方法は大きく分けて「冷蔵保存」と「冷凍保存」の二つです。

冷蔵保存

万願寺とうがらしを冷蔵保存する際は、まず軽く洗って水気をしっかりと拭き取るのがポイント。保存用袋や密閉容器に入れて冷蔵庫の野菜室で保存すると、鮮度を保ちながら1週間程度持たせることができます。なお、湿気が原因で傷みやすくなるため、できればペーパータオルで包んでから袋に入れると長持ちします。

冷凍保存

長期間保存したい場合は冷凍がおすすめです。万願寺とうがらしを冷凍保存する際は、ヘタを切り落とし、中の種も取り除きます。食べやすい大きさにカットし、保存用袋に入れて空気を抜きながら密閉して冷凍庫へ。凍ったまま炒め物やスープに使うことができるため、忙しいときにもさっと調理できます。

 

 まとめ

万願寺とうがらしの特性を活かしたレシピで味わうことも良いですが、余って使い道に悩ましい万願寺とうがらしは、ピーマンの代わりに使うことでおいしく大量消費をすることができます。

上手く使いこなすことで、日々の食事の満足度を上げつつ、コスパよく家計にも優しいので、敬遠していた方もぜひ試してみて下さい。