家で猫を飼う上で、必須アイテムの一つである爪とぎ。
主にダンボール、麻ひもが素材の物が多いですが、置くタイプや壁に掛けるタイプ、ひもを机やキャットタワーの脚にくくるタイプなどいくつかの種類があります。これらに共通しているのは、猫の使用頻度が高いのである程度の時期で、メンテナンスや交換が必要になってくることです。
家では、引っ越しのときに使ったダンボールでDIYで2つのタイプの爪とぎを作ったのですが、表面がボロボロになってきて猫の爪の引っ掛かりが悪くなってきたので、メンテナンスをすることにしたので、そのことについて書いていきます。
うちの爪とぎ（ダンボールでDIY）
2タイプ（丸型と枠型）の合計3個を配置
爪とぎは、ダンボールがあればDIYで作ることができます。うちでは、ひたすらダンボールを巻いて作った丸型のものを2つと空の木箱にダンボール片を詰めた枠型1つを作って、各部屋に一つずつ置いています。
丸型は、メリットとしてはダンボールとテープがあれば作れて、大きさも自由にコントロールできます。サイズが大きいものができるので、猫も好んで座ったり、寝転んだりするため有用性は高いです。ただ、巻いて固定する作業がけっこうエネルギーを使うので、もう1回作るかと言われると…というのが正直なところという感じです。
枠型は、同じサイズにダンボールをカットさえしてしまえば、詰めるだけなので作るのはすごく楽です。ただ、枠に使っている木箱がそこまで大きなサイズではないため、爪とぎとしてはサブ的な扱いになっています。
DIYすべきか否か
交換頻度によるところはありますが、コスパだけで判断するのであれば、爪とぎ自体はそこまで値段が高いわけではないので、交換頻度が半年に1回くらいのレベルの場合は、DIYを強く推すわけではないです。
ただ、素材自体が無料で手に入るし、どうせ捨ててしまうのでそれなら活用しようというのが一応、僕のスタンスです。
箱型は、サイズを合わせたダンボールを敷き詰めるだけなので、とても簡単なのでオススメです。
一方、丸型は丸めながら広がるのを抑えたり、テープで固定してまた巻くという流れでかなり力を使うので、作るのがけっこうしんどいです。正直、ダンボールタイプの爪とぎは値段的に高くはないので、時間と労力には見合わない点は注意が必要です。
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爪とぎの交換・メンテナンスのタイミング
爪とぎは設置してから、どれくらいのタイミングで交換すれば良いのか？という素朴な疑問に関して、猫の数、爪とぎの数、爪とぎの種類、猫の気性・性格など様々な要素があるため、明確な時間軸で何ヶ月で替えましょうという基準はないです。
そのため、爪とぎの状態や猫が爪とぎをしている様子を見て、爪とぎの交換・メンテナンスが必要かを判断します。
- 表面（爪を当てる部分）が潰れている
- 猫が爪をとぎにくそうにしている
上記のどちらかでも気になる場合は、爪とぎを交換・メンテナンスした方が良いと言われるのが、一般的によく言われることです。
上の写真のように、うちの爪とぎも表面がボロボロになっている部分があり、猫が少し爪をとぎにくそうにしていたので、メンテナンスをすることにしました。
いざ、メンテナンス
ノコギリでカットしたら、もう一度使えるのでは？
もう一度新しいのを作るか、今ある物をメンテナンスで使えるようにするかどうようしようかと考えていたときに、表面部分をカット出来ないかな〜と思い、試しに丸型の爪とぎをノコギリでカットしてみることにしました。
素材はダンボール＝紙なので、ノコギリなら簡単にカット出来るはずです。というより、ノコギリ以外にデカイ爪とぎをカットする方法が思いつかなかったのですが…。
丸型の爪とぎをノコギリでカットする
刃が入って切れそうな位置ということで、丸型の表面から数cmほどの部分にノコギリの刃を当ててカットしてみることにしました。
一枚のダンボールではなく、複層構造になっているのでまっすぐに切るのが難しく、刃にダンボールのカスが詰まるのでちょいちょいそれを外しながら切っていきました。
下は、カット後の爪とぎの表面です。
真っ直ぐに切るのが難しかったですが
、一応断面部分はキレイになったのでOKです。
新しく材料を使わずに、カットするだけでメンテナンスが出来るのは良いなと思ったのですが、ノコギリの刃にダンボールのカスがすぐ詰まるので、すぐ疲れるタイプというのはありますが、けっこう体力は使いました。
電動の糸ノコみたいなのがあれば、楽なのに…とは思いますが、とはいえ、切るだけなのでゼロから新しく作るよりは、楽です。
メンテ後の反応
まっすぐ切れず、歪な形になってしまいましたが、肝心の猫は特に気にする様子もなく爪を研いでいるし、寝っ転がってもいるので結果オーライかなというところです。
メンテ直後に、さっそうと先住猫様が爪をとぎ始め、爪の引っ掛かりも良くなって気持ち良さそうにしていたので、こちらもにんまりです。
おそらく、丸型については最低あと3回はノコギリでカットできる高さの余裕があるので、しばらくは都度メンテナンスで大丈夫そうです。
