カレーを作ったあとの鍋は、一度洗剤で洗っても臭いがなかなか取れない。そのため、カレー鍋の臭いの対策には、困っている人はけっこう多いのではないでしょうか?
僕もカレーは好きなのでよく作りますが、カレー鍋や保存していたタッパーについた臭いを落とすのが毎回面倒くさいというのが、正直なところ。
なので、手間がかからず、有り物の有効活用で出来るカレー鍋の臭い対策はないだろうか?ということで、コーヒーかすを使った対策を実際にやってみて、効果を実感したので紹介したいと思います。
カレー鍋の臭い対策とコーヒーかすが良い理由
カレー鍋の臭い対策としては、アルコールや重曹、牛乳を使うことで臭い対策になりますが、米のとぎ汁や茶殻、コーヒーかすなども臭い対策になるとされています。
コーヒーかすは、脱臭効果もありますがコーヒー自体の香りが強く、体感として他の匂いを打ち消していると感じられることが多いため、非常に使い勝手が良いですまた、重曹や牛乳などと違って、コストがかからないのもメリットです。
やり方
放置した後に、中のコーヒかすの出がらしを流して、軽く水洗いをすればカレーの臭いを探しに行かなければ分からないレベルで臭いが緩和されます。
タッパーなど直接加熱できないものについては、タッパーにコーヒーかすを入れて、レンジで3~5分(500w)加熱することで同様の効果が期待できます。
フタにもカレーの臭いが付着している場合は、フタを流しに置いておいて、鍋の臭いをとるのに使ったコーヒーかすとお湯をフタの臭いを取りたい面を上にしてかけておくと、手間をかけずフタの臭いも取れると思います!
効果的なので日常的に採用
鍋に入れて放置しておくだけで臭いを感じなくなるほど効果を実感出来たので、日常的にカレーを作った後には実践しています。
さすがに拭き洗いをしているわけではないので、完璧に臭いが取れているという状態ではないですが、鍋のコーヒーの出がらしを流してから軽く水洗いをする程度で、臭い(コーヒー含めて)は全然気にならないレベルまで落ちているので、これ以上を求めるのは酷というレベル。
ですので、ニオイ対策としてはかなり実用的だと思います。
コーヒーかすのメリット
消臭効果が高い
コーヒーの香気はかなり強く、他の臭いを打ち消す効果があります。
手間がかからない
沸騰したお湯にコーヒーかすを入れて、火を消した状態で放置するだけなので、とにかく楽です。
その後の鍋も軽く水洗いする程度なので、何度も鍋をスポンジで洗うことを考えると、明らかに手間がかかりません。
いらないものを有効活用できる
使う物が飲んだ後のコーヒーかす(と水、ガス)だけなのでお金もほとんどかからないし、いらないものを捨てる前に有効活用できます。
保存がしやすい
コーヒーかすは乾燥させておけば、タッパーなどに入れて保存しておくことができます。そのため、消臭対策用にストックしておけば、使用したいタイミングですぐに活用できます。
タッパーなどにも応用できる
冷凍する際などに使うタッパーもカレーの臭いがなかなか取れなくなるので、同じように応用ができます。
タッパーだとコンロでの加熱は出来ないので、コーヒーかすを入れてお湯を注ぐか、水とコーヒーかすを入れてレンジで加熱(500wで3分ほど)して、粗熱がなくなるまで置いておくと同様の原理でカレーの臭いが緩和されます。
やる前にやっとおくとより良いポイント
https://housefoods.jp/recipe/rcp_00024437.html
鍋についたカレーを活用
最初に鍋を洗う前の段階で、鍋にこびりついているカレーを洗うのではなく、カレー鍋やスープなどのアレンジ料理に活用すると、ワンクッション緩和され、作ったカレーも無駄なく消費できるのでオススメです。うちでは、簡単なのでカレーうどんやカレー鍋にしています。
こびりついているカレーを落とすことで、濃度が薄まるので1回目の洗い物のあとの臭いのこびりつきが減り、洗い物が楽になるし、スポンジにつく汚れも少ないので、カレーを作った後の洗い物の憂鬱さを激減できます。
鍋に残ったカレーの活用法はこちら
まとめ
コーヒーやコーヒーかすは、消臭・脱臭の対策で使用するとけっこうびっくりするレベルで実感出来ると思います。
今回も明らかに臭いが取れているのが実感できるし、それがいらないコーヒーかすで出来るということにある種の(有効性や有効活用していることに対する)満足感があります。
別に重曹などを普通に使うのでも全然良いと思いますが、普段からコーヒーを飲んでいてコーヒーかすを何かに有効活用したいな〜と思っている人は、一度実践してみると良いと思います。
コーヒーかすの他の活用方法については、↓の記事でもまとめているので、良かったらチェックしてみてください。