書類の整理で発生するシュレッダー紙。
僕は、ほぼ在宅での仕事のため、紙の処理も自宅でハンドシュレッダーで処理して、ミックスペーパーとしてゴミに出しています。
そんなシュレッダー紙ですが、形状的に火が付きやすそうなので、焚き火の着火剤として活用できるかを試してみました。
自宅で紙の処理
僕は、フリーランスになってからベースとなるオフィスを特に持っていないため、今まで会社のオフィスで処理できていた整理整頓ができなくなりました。特に紙の処理については、オフィスのシュレッダーを使えなくなり、少し不便になりました。
合わせて、株式投資を始めた関係で株主総会や優待の案内などで（自分の）個人情報が記載されている書類が郵送でくるので、そのまま捨てるのは不用心だなということで、手動のシュレッダーを一つ家に置いておくことにしました。
手動にしたのは、電動のシュレッダーを置くほどは紙の処分をしないので、文房具と一緒に引き出しに収納できるコンパクトさを重視したためです。アイテムとしては、無印良品のハンドシュレッダーを使っていて、現状はこれで満足しています。
無印のハンドシュレッダーのレビューを書いた記事はこちら。
スターター（着火剤）にする
上述のような条件もあり、シュレッダー紙だとウッドストーブ内の空気の通り道をふさがないでいけるだろうということで、着火剤として使ってみることにしました。
使ったウッドストーブは、SoloStoveの廉価版のようなこちらのストーブです。別途、灰の受け皿が必要ですが、そこそこ使い勝手もよく、値段も安いので、よく使っています。灰の受け皿は、100均で買った金属製の皿を下に敷いています。
実際に試してみる
僕のウッドストーブは底部分が空いているので、下に受け皿を敷いてその上に網をおいて灰を受けられるようにしておきます。
受け皿と網の間に灰を入れているのは、下に燃えカスが落ちたときに熱伝導で受け皿がけっこう熱くなるので、緩和させるためです。それでも、底部分がけっこう熱くなるので、注意が必要です。
ウッドストーブにシュレッダー紙をセットします。
セットする量は、ストーブ内の通気を確保できるレベル感にしておきます。今回は、ハガキ1枚分、A4だと0.5枚くらいのシュレッダー紙を使いました。
シュレッダー紙をセットした上に、着火しやすい小枝をセットします。シュレッダー紙は燃焼時間が長くないので、火を付ける前にセットしておきます。
シュレッダー紙に着火します。簡単に火がつきます。火が付いてから数秒で一気に燃え広がって、シュレッダー紙自体の燃焼時間は数十秒程度と短いですが、瞬間的に強い火力が出ます。
小枝に着火したので、特に燃料を追加しなくても普通に焚き火ができました。
使ってみての感想
全体としては、非常に使い勝手が良かったので、着火する際に普通に使える印象です。ティッシュくずとかは、燃え方にばらつきがあったりするので、シュレッダー紙の方が初期火力に安定性があるので、自分が思っていたよりも良かったです。
個別のポイントにも触れていきます。
着火が簡単＋高火力
単純に火がつきやすくて、火力も強いので、着火剤として優秀です。
灰がかさばらない
元々形状が細かくて、高火力で燃え尽きるので灰が空気の通り道をふさいだりしにくいので、途中に棒でつついたりする必要がなく、使いやすいです。
燃焼時間が短い
高火力の裏返しですが、燃焼時間はかなり短いです。そのため、着火後にすぐに燃え移りやすい小枝などをちゃんとセットする必要があります。。
備長炭のように着火しにくい燃料の場合は、シュレッダー紙単体だとちょっと厳しいかなという感じです。
まとめ
使ってみた実感としては、持続力についてはやや難がありますが、初期の火力は良いのと、元手がかからないことを考えると割と良いんじゃないかなとい思います。
なので、ちょこっと焚き火をする際に継続的に使用しています。
燃やすのは、活用の中ではある意味で最終手段のような位置づけはあるので、他にも何か良い勝つ方がないか考えていきたいと思います。
雑記：着火剤の前に思いついたボツ案
一応、着火剤にしようと思う前に思いついたけど、ボツにしたアイデアも、ボツにした理由と一緒に載せてきます。参考までに。
ペーパーログ
真っ先に思いついたのは、このブログでも実際に作ったことのある紙薪のペーパーログです。
ただ、わざわざ手間をかけてシュレッダーをかけて、そこからさらに紙を濡らして圧縮して、乾燥させてペーパーログを作るのは、ちょっとめんどくさいな〜というのがまず率直な感想です。
そもそも、ペーパーログにするのであれば、シュレッダーにかけずにそのままペーパーログにしてしまえば良いので、その場合はシュレッダーする前に用途を考えておくほうが良いです。
紙の量が膨大な場合などは、ペーパーログにするのは有りだと思いますが、個人で使用するレベルの紙の量だとちょっと、手間がかかりすぎるかなと思います。
