サイズ感もあって、部屋の雰囲気に影響を与えるテレビとテレビボード。
特に、ウッド調の部屋の場合、テレビやDVDなどにのプラスチックの人工感が出てしまうので、テレビボードや棚はあまり人工感がない感じにしたいと思う方もいらっしゃると思います。ただ、ウッド系のテレビ台は購入すると値段が非常に高い。。。
そこで、レンガに木の板を乗せるだけのテレビボードをDIYしてみたので、使った素材やメリット、注意点などを紹介していきたいと思います。
レンガに木の板を乗せただけ
元々使っていたテレビ台がブラウン管時代のもので、奥行きがあって場所を取りすぎるのとデザインが部屋のトーンに合わないということもあり、引っ越しのタイミングでテレビ台を替えることにしました。(古いテレビ台は、塗装を剥がして無垢材のようにしてから、猫トイレのカバーに使っています。)
冒頭で触れたように、デザインが良いものは値段が高いのでDIYでどうにかしようと思って、いろいろ調べていたら、レンガと木材だけのDIYのテレビ台があり、簡単で質感も良さそうだったのでうちでもテレビ台をDIYで作ることにしました。
使わなくなったアウトドア用のラックの板を転用し、レンガだけ購入して、人工芝の上に設置しています。結果的にお金をかけず、3,000円程度で作れて、シンプルに仕上がったので、けっこう気に入っています。
材料
- 木の板:2枚(横幅800mm×奥行き80mm×厚さ20mm)
- 黒レンガ:10個 (横幅100×奥行き200×厚さ40mm)
木の板は、使っていなかったアウトドア用のラックがあったので、その板を長さを調整して使いました。
レンガは、黒が良かったので下のレンガのセットを購入しました。(僕が買った時は11枚セットだったが、今はない模様)別に、耐火レンガでなくて良かったのですが、他に黒でいい感じの物がなかったので少し値段が高いけど、これにしました。。
ホームセンターで買えば、もっと安いレンガがあると思いますが、車を持っていないのでAmazonで購入しました。
耐火レンガ 黒 グレー レンガ 200×100×40mm 14枚セット
サイズ
サイズは、部屋の広さとテレビなどの大きさに依存しますが一応、うちのを参考まで。
縦
上段 :テレビ
中断 :DVDレコーダー
下段 :PS4のソフトのケース(縦は無理なので、倒した時の高さ)
地面 :人工芝(その下にクッションで段ボール2枚)
中段は、DVDレコーダーが入る高さに合わせて、レンガを2つ(40mm×2)重ねるとちょうど良い高さになるので、そこに設定しました。
下段については、PS4で上にコントローラーが置くだけだと、レンガ2つの高さで大丈夫なのですが、ただ、ソフトのケースを置けないのと、テレビの位置が気持ち低いので、高さ調節も兼ねてレンガを3つ(40mm×3)重ねました。
レンガの使用数を減らせないかと思って、レンガを横に倒して、高さを稼ぐことも考えましたが、レンガを重ねると不安定になるので、普通のレンガの置き方にしています。
横幅
横幅は、DVDレコーダーとモバイルバッテリーを置ける幅をベースにした。レンガの幅込みで800mm(80cm)がちょうど良いサイズだったので、そこに設定しています。レンガが10cm幅が2つなので、中段・下段の置く幅としては60cmあります。
家のDVDレコーダーが42cm幅あって、それプラスモバイルバッテリーやそのコードを横に置いて、ちょうどといったサイズ感です。
モバイルバッテリーは、普段使いしている物がサイズが少し大きくて、ちょうど良い置き場所がなくてDVDレコーダーの横に置いています。
ちなみに、このモバイルバッテリーはAC出力ができて、PCの電源にも使えるのでけっこうオススメ。(なぜか、Amazonのレビュー評価があまり良くない。)最新のMacでバッテリー40%分くらいはこのモバイルバッテリーでイケます。
メリット、デメリット
メリット
組み立ても解体も楽
ただレンガを並べて、上に板を乗せるだけなので、組み立てるのも、解体するのもめちゃくちゃ楽です。特に、ネジを使わないので、工具もいらないところが良いです。
なので、解体も楽なので、テレビの場所を移動するのも簡単にできます。
安く作れる
レンガを10個程度と板が2枚あれば良いので、普通にテレビ台を購入するよりは、はるかに安価ですみます。
うちの場合は、板は使わなくなったアウトドア用のラックから転用したので元手はかからず、黒レンガだけ購入したので、3,000円程度でした。車があればホームセンターで買えばもっと安価に済ませられると思います。
板についても、Amazonやモノタロウでも買えますが、サイズにこだわりたい場合はホームセンターでカットしてもらうのが良いと思います。
掃除しやすい
構造がシンプルなので、まず上部を布巾などで拭きやすく、テレビやDVDレコーダーの裏の掃除をする時に、上のテレビをどかせば大体掃除ができる。上記のように解体も楽なので、電子機器の配線が複雑でなければ、一部を崩して掃除するのアリです。
うちは猫を飼っているので、猫の抜け毛がたまりやすいので、裏側が掃除しやすいのは、けっこう重要なポイントです。
デメリット
ホコリを被りやすい
これはシンプルな構造上、仕方がないのですがホコリを被りやすいので、一番上のテレビだけでなく、真ん中や下段も影響を受けます。
そのため、一回一回の掃除は楽ですが、まめにする必要はあります。特に動物を飼っている家庭では、動物の毛がつきがちです。
床へのケアが必要
レンガの狹い面積に重さが集中するため、フローリングを傷つけないようにケアが必要です。
うちの場合は、フローリングの上にダンボール二重に敷いてから、その上に人工芝のマットを引いて、その上にレンガを乗せるようにしています。
まとめ
家電を置く家具は、既製品だとデザインを合わせたりするのが難しかったり、自分の部屋に合うものを置こうとすると、値段が非常に高くついてしまったりします。
板とレンガというシンプルな構造にして、DIYすることで、コストを抑えて部屋に合わせたものにすることも可能です。床などへのケアは必要ですが、使い勝手は良いので個人的にはおすすめです。