冬が近くのにしたがって、注目されるウイルスへの予防策。
僕自身は、普段あまりマスクやうがいをよくする訳ではないのだが、流行期やちょっと風邪を引いて喉の調子が良くない時は緑茶を使って、うがいをしている。
この緑茶でのうがいが、やっていて効果も実感できていて、オススメなので紹介したい。
茶カテキンによる抗菌・殺菌効果
緑茶にあると言われている抗菌・殺菌の効果は、茶カテキンによるもの。
インフルエンザなどのウイルスは鼻や喉に入って増殖することで症状を引き起こすが、カテキンを摂取することでカテキンがウイルスの増殖をブロックしてくれる。
お茶うがいを始めた理由
フリーランスになって体調管理をするようになった
元々、数年に一度風邪をひくかどうかのタイプだったので会社員時代は特段ケアをしておらず、むしろ公然と会社を休めるのでウェルカム(不謹慎だが)な感じだった。
しかし、フリーランスになって、体調不良になっても生活に支障が出て、ただ辛いだけなので体調管理に気を付けるようになった。
マスク・イソジン・風邪薬が嫌い
僕は、マスクをつけると生き苦しくて逆に気分が悪くなりそうで嫌なので、マスクはよほどのことがない限りつけたくない。
なので、バランスの良い食事をとって免疫力をあげたり、手洗いやうがいをしっかりすることにした。ただ、うがいに関してはイソジンが嫌い。また、あまり薬を飲むのも好きではないので、よほどのことがない限りは普段風邪薬などを飲まない。
そこで、普段の生活習慣の中で緑茶をよく飲むので、その出がらしのお茶を使ってうがいをするようにした。
お茶うがいの良い点(個人的な感想)
予防にも治療にも使える
基本的には予防のためだが、予防・治療の両面で効果が期待できる。
カテキンは、体内に侵入してくるウイルスをブロックする働きをしてくれるので、風邪やインフルエンザなどの予防をすることになる。
また、のどの炎症など症状が出てしまった場合でも、患部への殺菌の役割をしてくれるので炎症が広がるのを防いでくれたり、治療の効果も期待できる。
香りが爽やか
これはお茶が嫌いな人の場合は元も子もないが、僕はイソジンなどのうがい薬の香りや味が嫌なのであまり使いたくない。
お茶の場合は、うがいをしている時に香りが爽やかなのでうがいをしやすい。特に終わったあとで口の中やのどの奥がスッキリするのが体感で分かる。あまりに濃くて苦渋いお茶を抽出するとオエっとなるが、普通に飲むレベルのお茶だと気持ちよくうがいが出来る。
これはけっこう大事で、うがいをした後に気分が良いとまた前向きにうがいをしようと思えるので、習慣化しやすくなる。
デメリット
シンクに茶渋がつく
お茶でうがいをして流すということを続けていくとシンクに茶渋がつくので、ちょっと目立つ。
茶殻がゴミで出る
家でお茶を飲む人はお茶を飲む時点で茶殻が出るが、普段お茶を家で飲まない人の場合、うがい用でお茶を入れるとそのあとに茶殻がゴミとして出る。
ゴミが出るのが嫌な人は粉末茶を使うことをオススメする。(寿司屋のお茶みたいなのです。)
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お茶うがいをする上でのポイント
熱いお湯の方が効果UP
カテキンは、お湯の温度が高い方が多く抽出されるので、熱いお湯で抽出する方が効果が期待できる。
抽出時間も長くした方がその分カテキンは多く抽出できる。
ただ、かなり苦くなるので苦いのが苦手な人は、水で薄めてうがいの回数を増やすか、無理せずに少し抽出の温度を下げたり、抽出時間を減らしたりして、うがいするのをオススメする。
ちなみに、紅茶やほうじ茶でも効果があるのか?
紅茶
元々、緑茶、烏龍茶、紅茶は同じチャノキの葉から出来ている。葉っぱを収穫したあとで、酵素による発酵の進行が進むに連れて、半発酵茶と呼ばれる烏龍茶、発酵茶と紅茶へと変化していく。(お茶の発酵は酵素によるもので、味噌や日本酒のよう菌による発酵とは違う)
緑茶は不発酵茶と呼ばれ、収穫後早いうちに蒸すなどの火を入れることで、酵素の働きを止めている。
カテキンは発酵の過程で違う成分へと変化しますが、抗菌作用は同じようにあるため紅茶でうがいをしても、同じような効果が期待できる。
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ほうじ茶
ほうじ茶は緑茶を焙煎したもの。
焙煎する過程で、カフェインやカテキンなどの成分が一部飛ぶため、元の茶葉に依る部分はあるもののカテキンの含有量は緑茶よりも少ないので、うがいの効果としては緑茶より期待はできない。
ただ、少なくなったと言ってもカテキンは含まれているので、普段はほうじ茶を飲んでいる人や緑茶が元々苦手な人はほうじ茶でうがいをするのでも良いと思う。