ちょこっと、花を一本挿して楽しむ一輪挿し。
僕は3年ほど前から身近な所に挿せそうな花があるときは一輪挿しにして、部屋に置いてゆっくり眺めながらお茶を飲んだりするのを楽しんでいる。
きっかけは、ネット通販でオシャレな一輪挿しの花びんを見つけたことからだった。当時から、日常の中の時間をちょっとしたことでも良いから楽しもうと思うようになっていたので、自然や四季をもっと楽しもうという意識が背景にあったため、衝動買いしたことから、たまに一輪挿しを楽しむような生活がスタートした。
そこで、今回は日常の中で一度立ち止って一息つくような瞬間をくれる一輪挿しについて、取り上げて行きたい。
一輪挿しのメリット
簡単で誰でもできる
まず、とにかく簡単で楽ということに尽きる。
生け花の場合だと、生け花の知識や経験が必要になるので、ハードルが高く感じる。しかし、一輪挿しの場合は花一輪をちょうど良い長さにカットして花びんにセットするだけなので、簡単で誰でもできる。
道端のちょっとした草花で良い
ちゃんと、花を生けようとすると種類や組み合わせを考える必要があるか、一輪挿しだったら、道端に咲いているような草花で良いので、お金もかからない。
道に咲いている花だと、花屋で買う花に比べると、インパクトが無く感じる物が多い。しかし、1本で強い存在感を発揮する花も酔いが、個人的には、山野草のように主張が強すぎずにしれっと部屋の中にいる控えめな感じが好きだったりする。
生活や部屋にちょっと変化を加えられる
挿す花が、変わることで部屋の中に少し変化が生まれるので、生活空間の快適さが向上する。また、室内でも四季を感じられるので、感性が刺激されるのも良い。
同じようなアプローチだと、和室に手ぬぐいを掛ける掛け軸があるのだが、それを毎月変えることで部屋に変化を加えている。
一輪挿しデメリット
水を換えるのが面倒
植物である以上、水関係での世話がマストになってしまう。
面倒ではあるが、プランターの植物の水やりのタイミングで同時にやるようにしている。
植物の後処理
花が咲き終わった後の植物の処理は当然必要。
我が家では、プランターの植物の根元に置いて、マルチのようなイメージで使っている。(分解されても肥料になる。)
普段、使っている一輪挿しの花びん
BIBOROKU Kumi-kabin(組み花瓶)L
木の文房具を探しているときに、たまたま見つけて衝動買いしたモノ。一輪挿しは、こちらをメインに使っている。
デザインが好きなのだが、高さがある分倒れやすいのが玉にキズ。
商品はこちら:wood+
公長斎小菅 くす玉花入れ M
京都に仕事で行ったときに、買ったモノ。一輪挿しでも使えるし、花以外を入れるのにも使っている。
和室に置くときには、主にこちらを使っている。
商品はこちら:公長斎小菅
日常での一輪挿しの風景